Genital bromhidrosis
すそわきがは男女問わず発生する可能性がある臭い
「すそわきが」とは、デリケートゾーンのわきがのことを言い、”外陰部臭症””下(しも)わきが””トベラ”と呼ばれることもあります。
わきがの原因であるアポクリン腺は、わきのほかに「乳首」「耳の中」「デリケートゾーン」にもあり、そのアポクリン腺から出る汗とエクリン汗腺から出る汗と皮脂腺から分泌される脂肪酸と皮膚の常在菌(雑菌)により分解されることで独特のニオイを発します。これがすそわきがです。
すそわきが治療を行う前にすそわきがセルフチェック、すそわきがの治療、ペアドライのメリットや比較をご案内いたします。

勘違いされることもありますが、すそわきがは性器から発している臭いではなく、性器周辺の陰毛が生えている部位から発せられている臭いが原因となります。すそわきがの原因となるアポクリン線は必ず毛根に発生するので、すそわきがの臭いのセルフチェックの際は陰毛からにおいの確認をする必要があります。また、陰毛が生えていない部分を無理に強く洗ってもすそわきがの臭いは改善しないので、注意が必要です。
もし性器周辺が臭うと感じたとしても、それが一般的な体臭なのかすそわきがの臭いなのかを判別するには、すそわきがの臭いの特徴を知っておく必要があります。すそわきがもわきがの一種ですので、臭いの特徴はわきがと共通しております。臭いの感じ方は各々の感性によりそれぞれではありますが、よく臭いの例えとして挙げられるものには以下のような例があります。
もしこのような臭いに心当たりがあるようでしたら、すそわきがである可能性があります。
すそわきが というと女性が多いイメージですが、潜在的に存在するワキガの患者数は、男性4割、女性6割と言われており、男性も同様に発症します。ワキガの割合は遺伝形質上では男女でほぼ差はありません。実際に体臭のケアをされるのが女性が多いと考えられます。すそわきがについての情報が女性向けのように扱われている事もありますが、男性のすそわきがも女性と同様の原理で生じるので、治療法に関しても女性と同様の方法となります。陰毛が生えている部分の臭いでセルフチェックが可能です。
人の体には2つの汗腺「エクリン汗腺」「アポクリン汗腺」があります。エクリン汗腺からでる汗の成分の成分はほとんどが水分で臭いはありません。アポクリン汗腺からでる汗もほぼ無臭なのですが、皮脂腺から分泌される脂肪酸と一緒になり皮膚の常在菌(雑菌)により分解されると、臭いが発生します。これが独特の臭いになります。わきがの原因となるアポクリン汗腺は「脇」「陰毛」「乳輪周辺」等に存在します。

すそわきが(デリケートゾーンのにおい)は、体質によるものであり、特に遺伝の影響が大きいとされています。これは、においの原因となる「アポクリン汗腺」の量が遺伝によって受け継がれるためです。
たとえば、両親ともにわきが体質の場合、その子どもがわきが(またはすそわきが)になる確率は75%以上とされ、どちらか一方がわきがの場合でも**約50%**の確率で遺伝すると言われています。つまり、親から子へ、アポクリン汗腺の多い体質が引き継がれやすいのです。
また、両親がわきがでなくても、祖父母や親戚にわきが体質の方がいれば、隔世遺伝の可能性もあります。ただし、においの強さや汗の出やすさには個人差もあるため、必ずしも遺伝だけが原因とは限りません。気になる場合は、専門の医師に相談することで、自分の体質を正しく知ることができます。
ニオイの原因となる「アポクリン腺」は、耳の中・ワキ・デリケートゾーン・乳輪周辺など、体の限られた部位に集中して存在しています。アポクリン腺から出る汗はベタつきやすく、わきが体質の方は耳垢が湿っていることが多い傾向にあります。まずはご自身の耳垢の状態をチェックしてみましょう。「わきが体質」でも陰部のアポクリン腺が活発ではない場合、すそわきがや乳首のわきがの臭いが気にならない方もいます。
自分がすそわきがなのか治療が必要かなど気になる方は、お問合せフォームまたはお電話(0120-190-929)よりお気軽にご相談ください。
デリケートゾーンに顔を近づけなければにおいに気づかないレベルの症状です。周囲の人間がにおいに気づくことは稀で、鼻がデリケートゾーンに近づいた際ににおいを自覚するくらいの範囲がこれにあたります。
エレベーターの中や人と近い距離で過ごす場面など、密閉された空間では周囲の人がにおいに気づく程度の症状です。においの存在はわかっても、それが誰から出ているのかまでははっきりとは特定されないレベルです。
部屋に入った瞬間、誰もがにおいに気づくほどの強い症状です。重度になると、上着を着ていてもにおいが漏れたり、人が密集していない状況でも周囲ににおいが伝わるようになります。市販のデオドラントやクリームでは十分な効果が得られにくいため、専門のクリニックでの治療を検討する必要があります。
すそわきがでお悩みの方は、まずは手軽に始められるホームケアから対策を試してみることをおすすめします。症状が軽度な場合は、日常のケアでにおいを抑えられることもあります。以下に、すそわきが対策の一例をご紹介しますので、ぜひできることから実践してみてください。
すそわきが対策として重要なのが、常に清潔に保つことです。デリケートゾーンのむれはニオイの原因になりますので、普段の生活の中でも下着をこまめに変えるなど常に清潔に保つことで対策します。
また、1日の汚れた状態をそのままにして眠ってしまうのも、臭いを深刻化させる要因となります。抗菌・殺菌効果のあるデリケートゾーン用の石鹸やボディーソープで、陰部をきれいに洗い清潔に保ちましょう。すそわきがはアポクリン汗腺やエクリン汗腺が原因なので酸性のもので洗うようにしてください。洗うときは、沢山泡立て、指の腹で優しく洗うことを心掛けましょう。ごしごし洗ってしまうと炎症を生じる可能性があります。肌を守る常在菌が減少することで、臭いの元となる雑菌が増殖しやすくなり臭いが悪化する事もあるので気を付けてください。
食生活も臭いに関係します。動物性タンパク質や糖分・辛いものを多く食べると、体臭が強くなることが多いです。 欧米人にわきが体質の人が多いのは食事内容が原因となっているとも考えられています。食生活の欧米化により日本人にもわきが体質の人が増えたと言われています。
わきが体質の人で肉類や卵、乳製品などの動物性タンパク質をよく摂取する人は注意が必要です。なるべく、魚や野菜をメインとした食生活を意識してください。ニンニクや唐辛子などの香辛料、酒類なども発汗を促進するため臭いの要因になることがあります。これらの食品・飲料の摂取をコントロールすることで臭いを抑制することが期待できます。
セルフチェックで、該当するポイントがあった方は、ぜひ試してみてください。で、控えることも大切です。
通すそわきがの原因は毛穴のアポクリン腺から出る汗と皮脂腺から分泌された脂肪が混ざり、それが細菌により分解されて発生する独特の臭いですが、毛が生えていると、毛に汗と脂肪がこびりつく原因になり、また毛による蒸れやすさにより臭いが強くなる可能性があります。臭いが強くなる原因となる部分の医療脱毛をすることで、臭いを抑える効果が期待できます。
すそわきがが気になり、専用の石けんを使ったり、食生活を見直したりしても効果が感じられない場合は、一度医療機関への相談を検討してみてください。セルフケアで改善が難しい場合、根本的な原因であるアポクリン汗腺が影響している可能性があります。専門の医師による診察を受けることで、症状に合った治療法やケアの方法がわかり、不安を軽減することができます。ひとりで悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
当院ではメスを使わない治療法として、ワキ・デリケートゾーン・乳輪といった3つの部位のニオイ対策に効果的なペアドライ、ウルセラドライをはじめ、手軽なボトックス注射による治療を行っております。
![]()
ペアドライは、RF波と超音波でニオイと汗を発生する「アポクリン腺、エクリン腺」を破壊していきます。ウルセラドライではエコー画像で汗腺を確認しながらターゲットをピンポイントに絞った治療をし、ビューホットで皮下深度により照射出力を変えながら治療していきますので、デリケートゾーンのすそわきがのような治療にも高い効果を発揮します。 すそわきがのニオイの元であるアポクリン腺が多く分布しているのは、陰核(クリトリス)周辺です。治療の範囲はVライン・Iライン・Oラインにおよびますが、特にニオイの強いIライン(陰核まわり)に重点的にエネルギーを照射することで、1回の治療でもより高い効果が期待できます。
すそわきがのニオイの元であるアポクリン腺が多く存在する位置は、陰核周辺です。
治療範囲はVライン、Iライン、Oラインです。
![]()
ウルセラドライは、超音波エコー画像で汗腺を確認しながらターゲットをピンポイントに絞った治療となりますので、デリケートゾーンのすそわきがのような治療にも対応が可能です。効果の高いウルセラドライ療法を開発した南部医師が高度な技術により治療を行っています。
アポクリン腺が存在する部位は全て照射できます。
※ 肛門周囲、小陰唇や粘膜内側はできません。
汗止め注射は、気になる部分に発汗を抑制する製剤を注射することによって、汗を分泌する汗腺の働きを抑える治療です。治療時間は5分で、腫れもなく気軽にできる人気の治療です。注射による治療の場合、より高い効果を発揮するために、デリケートゾーン脱毛やハイジニーナ脱毛を一緒に受けられることをおすすめしています。※デリケートゾーン脱毛はこちら
すそわきがのニオイの元であるアポクリン腺が多く存在する位置は、陰核周辺です。
治療範囲はVライン、Iライン、Oラインです。
すそわきがの治療法による効果などの比較表です。治療前の参考にしてください。
| 電気凝固法 | 注射による治療 | レーザー装置による治療 | ||
|---|---|---|---|---|
| 効果 | 高い | 低い | 低い | 現時点では、 適していない。 |
| 持続性 | ほぼ永久 | 低い | 6ヶ月 | |
| 傷跡の有無 | なし | あり | なし | |
| ニオイ | 有効 | 有効 | 無効 | |
| 汗 | 有効 | 無効 | 有効 | |
| 治療回数 | 1回 | 5回以上 | 3〜4ヶ月毎に1回 | |
| 日常生活の影響 | 問題なし 当日から日常生活が可能 |
少しあり(痛みがある) | 問題なし |
医師とのカウンセリングでは、患者様のお悩みを伺い、チチガの症状を確認し、治療のご希望内容をお伺いいたします。川崎中央クリニックでは無料のカウンセリング予約が可能です。
臭いの原因がすそわきがによるものだとわかりましたら、わきが治療の手術を実施いたします。当院では、注射による治療や、ウルセラドライ、ペアドライなど症状やご希望に合わせた方法で実施いたします。
施術は全身麻酔をしますので、手術中はもちろん麻酔の注射も痛みはありません。
治療後冷却をして終了となります。ペアドライの場合は基本的に1回で治療が終わり、日常生活への影響もほとんどありません。
| 治療方法 | ![]() |
||
|---|---|---|---|
| すそわきが | 385,000円☆ | 352,000円☆ | 385,000円☆ |
FAQ

チチガの治療はわきがの治療同様アポクリン汗腺の働きを抑える治療になります。日帰治療が可能で日常生活への制限がなくダウンタイムも短いウルセラドライ、ペアドライが有効です。
COLUMN
DOCTOR

院長 南部 正樹
RESERVE
初回のカウンセリングは 完全無料 です。専門のカウンセラーが、あなたのお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。
無理な勧誘や営業行為は一切ありません。当日の契約を強く勧めることもありませんので、どうぞ安心してご相談ください。
電話でのお問い合せ
初回来院は相談無料です。お気軽にご予約ください。
受付 9:30〜19:00(完全予約制)
土・日・祝日も開院 携帯からも可能!
インターネットでの
お問い合せ
初回来院は相談無料です。お気軽にご予約ください。
専門のカウンセラーが親切丁寧に対応いたします。