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わきがの予防方法とセルフケア

わきがを改善するには、まず原因やにおいの程度を正しく知ることが大切です。そのうえで、自分に合った予防や対策を見つけていきましょう。わきがかもしれないと感じている方や、においで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

わきがの予防方法

わきがの予防には、まず食生活の見直しが大切です。動物性たんぱく質や脂肪を控えめにして、野菜や魚を中心とした和食を意識するとよいでしょう。

また、衣服の素材にも注意が必要です。ポリエステルやレーヨンなどの化学繊維は、においがこもりやすいと言われています(※医学的な裏付けはありません)。通気性がよく、肌にやさしいコットンやウールなどの天然素材の衣服がおすすめです。

さらに、ストレスや緊張が続くと、自律神経が乱れ、汗やにおいが増えることがあります。できるだけリラックスした状態を保つことも、におい対策につながります。心と体を整えることが、わきがの予防にはとても大切です。

ご自身で対策する場合

治療はせずに、ご自身でケアを続けたいと考える方も少なくありません。最近では市販でも高性能な体臭ケア用品が登場していますが、わきがに対しては十分な効果を感じにくい場合もあります。

というのも、多くのデオドラント製品は、主に「エクリン汗腺」から出る汗によるにおいを抑える目的で作られており、わきがの原因となる「アポクリン汗腺」からの汗には十分に対応しきれないことがあるためです。

ただし、すべてのケア用品が効果がないわけではありません。わきが対策として使えるタイプもありますので、まずはどんな種類があるのか、それぞれのメリット・デメリットを知ることが大切です。

わきがの方向けの体臭ケア用品(デオドラント製品)は、大きく分けて3つのタイプがあります。

  • ● ふき取りタイプ

    このタイプのケア用品は、汗や老廃物をふき取ることで、においの元を取り除くことを目的としています。わきが特有のにおいは、アポクリン腺から出た汗が皮脂や老廃物と混ざり、肌に残ることで発生します。

    そのため、ふき取りシートで汗や汚れをしっかり拭き取り、さらにパウダーなどで汗腺を軽くふさぐことで、一時的に無臭の状態を保つことが可能です。ただし、効果は一時的なもので、時間が経つと再びにおいが出てくることもあるため、外出時などにこまめに使うのがおすすめです。

  • ● ロールオン

    このタイプのデオドラントは、消臭成分が肌にしっかり密着するため、においを抑える効果が高いとされています。スティックタイプが多く、直接ワキに塗ることで、汗の分泌を抑えたり、においの原因となる雑菌の繁殖や老廃物の分解を遅らせる働きがあります。

    スプレータイプなどに比べて、長時間にわたって効果が持続しやすく、わきが対策としても高い消臭力が期待できるのが特徴です。特に汗の量が多い方や、においが気になる方におすすめのタイプです。

  • ● クリーム

    耳このタイプも、デオドラント成分を直接肌に塗る方法で、スプレータイプに比べてはるかに高い効果が期待できます。

    ふき取りタイプやロールオンタイプと同じく、有効成分が汗腺の出口をふさぐことで、アポクリン腺からの汗が肌の表面に出にくくなり、においの発生を抑えます。

    わきがの原因にしっかりアプローチできるため、においが気になる方には、より頼りになるケア方法といえるでしょう。

セルフケアのメリット・デメリット

  • ● メリット

    • 手軽に始められ、今日からすぐに対策できる。
    • 痛みや副作用などのリスクがなく安心して使える。
    • 周囲に気づかれず、こっそりセルフケアができる。
  • ● デメリット

    • 継続してケア用品を購入・使用する必要があり、長期的には費用がかさむ。
    • 使用する製品によっては、色素沈着を引き起こす可能性がある。
    • 汗腺を一時的にふさぐため、効果の持続性が低く、皮膚への負担や健康リスクがある。
    • においの原因を根本的に解決できず、十分な効果が得られないことがある。

わきが治療をご検討の方はお気軽にご相談ください。

セルフケアには「手軽に始められる」「痛みがない」「こっそり対策できる」というメリットがありますが、一方で「効果が続きにくい」「色素沈着のリスク」「費用がかさむ」「においを完全に抑えきれない」といったデメリットもあります。わきがの悩みをしっかり解決したい方は、一度治療についても検討してみることをおすすめします。

わきが治療後に再発した場合

治療を受けられたのににおいが気になってきた場合、直ぐに再発と答えを出さない事も必要です。一時的な症状の場合もありますので、まずは数か月様子をみて頂きます。それでも改善しない場合は再治療を検討されても良いかもしれません。

  • ・ わきがが再発する原因とは

    外科手術などで治療を受けられた場合、アポクリン腺を除去していますので元々の数より減少していますが、全てのアポクリン腺を取り除く事は不可能です。その場合残存しているアポクリン腺がホルモンバランスの乱れ(出産、更年期)や第二次成長など、何らかの影響を受けて活発に働く事があります。結果においが元に戻ってしまうことがあります。

  • ・ 再発した場合の治療について

    外科手術後の場合、再度手術を受ける事はダメージリスクが高くなります。最初の手術で皮膚のダメージを受けていますので初めて受けられる方より皮膚は硬く、薄くなっているため肌への影響は高くなります。川崎中央クリニックでは外科手術後の再治療にもペアドライをお勧めしています。切開を加えないので肌への負担を軽減し治療します。

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わきが・多汗症コラム

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院長紹介

院長 南部 正樹

院長 南部 正樹

《現在の経歴》

  • 美容外科形成外科川崎中央クリニック院長就任
  • 防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
  • 中央クリニック 技術指導医
  • 日本抗加齢医学会専門医

《資格・所属学会》

  • 医学博士
  • 日本形成外科学会 日本形成外科学会専門医
  • 日本形成外科学会 正会員

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